こんにちは。
ライトスタッフいきいきブログ担当のなばたです。
8020(ハチマルニイマル)運動をご存知でしょうか。
自分の歯で食べ物を噛むことは健康寿命を延ばすことに繋がります。
8020(はちまるにいまる)とは
1989年に当時の厚生省と日本歯科医師会が推進した「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まりました。

ずっと前からある言葉じゃな
歯が無くなったら入れ歯にしたらいいんじゃないかのう

入れ歯にすると、食べ物の味が
美味しくなくなるっていうから心配
若いときから歯のケアをしている人は認知症患者が少ない
大脳の表面の皮質には、私たちの身体を支配するすべての臓器や器官に関する神経が集まっています。
脳の50%は顔に関した神経が集まっています。
脳に届く運動の情報は、足からが25%、手からが25%、なんと顎からの情報は50%もあるそうです。
食べ物を噛むという動作は、実は顔全体の神経を使って行っています。
そのため、顔の神経を十分に使えば、脳の半分を占める神経を使っていることになります。
噛む力と噛む運動は脳に大きな刺激を与えています。

食べることは、頭の刺激にもなるんじゃのう
歯がない、歯が悪いとどうなる?
歯が無かったり歯茎が弱いと、当たり前ですが噛む力が弱く、噛む運動が少なくなります。
それが脳への日常的な刺激を少なくしてしまうことを意味します。
子どもの頃、親からよく噛んで食べなさいと注意された方も多いのではないでしょうか。
食事とはそこで摂る栄養はもとより、よく噛むという運動が脳を良くしているということを知っていたのかもしれません。
脳の刺激のためには、食事はよく噛んで硬いものを避けないで強い力で噛む習慣をつけることが大切です。
最近は柔らかいものばかりを食べる人が多いですが、それは脳のトレーニングをサボっているようなもの。
それをしないのは、もったいない。
時には硬い食べ物を食べて脳に刺激を与えましょう。
東北大学グループの高齢者を調査した報告があります。
70歳以上の1167人を対象に調査した結果は、健常者652人の歯の残存数の平均は14,9本。
認知症患者55人の平均は9,4本でした。
MRIを用いた調査によると、歯が少ない人ほど海馬領域の脳の容積が減少していたそうです。
よく噛むこと、歯を大切にすることは、脳を守るために大切なことなのです。

消化の良いものばかりや柔らかい食べ物ばかりでも
ダメなのね。硬いものも時々食べなくちゃ
歯のためにも脳のためにも
歯を大切にするためには歯磨き粉にも気を付けて
歯を支えるためには歯茎が大切です。
でもその歯茎は皮膚と違って角質層がありません。
つまり有害物質は簡単に吸収されてしまいます。
いろいろな添加物が入っている歯磨き粉では、歯を健康にする前に歯茎をいじめてしまいます。
知らずに毎日使っていれば、歯茎がどんどん弱くなることも考えらえます。
せっかく硬いものを食べて刺激を与えているのに、それも無駄なことになってしまします。
ぜひ添加物の無い歯磨き粉でケアしてください。

いくつになっても、自分の歯でしっかり噛んで食べられるよう
歯をケアしましょう
しっかり食べられる歯を育てることは、栄養を摂るだけでなく
認知症や病気予防にも深くつながります
歯と歯茎をしっかりケアすることを毎日のルーティーンに
すればきっといい状態でキープできますよ
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なばた
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